EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)比較検索・メーカー一覧

1.EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)比較検索・メーカー一覧で最適な製品検索を

本ページはEMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)の比較検索・メーカー一覧ページです。CENDに掲載されている各メーカーのEMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)の「製品画像/製品名(シリーズ名・通称・型名・型式など)/製品の特長/メーカー名」の検索結果を一覧表示しています。各EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)の製品をクリック頂ければ、製品仕様やメーカー情報などの詳細を表示するページをご覧頂くことが可能です。詳細ページでは、各メーカーへの見積り依頼やお問い合わせも可能となっており、CENDから見積り・お問い合わせ頂くと月刊EMCをもれなくプレゼントさせて頂きます。

EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)の製品仕様やメーカーなどでさらに絞り込み検索・一覧表示をしたい場合は下記の『ノイズ対策部品・EMC対策部品検索・一覧ページ』より製品検索をお願いします。また、EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)が関わる「EMCの基礎」を知りたい場合は下記の『EMC入門講座』をご覧下さい。

2.EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)の基本

①EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス) の重要度

EMCとはElectro-Magnetic Compatibilityの頭文字で、JISでは電波環境両立性と定義されています。

わかりにくい表現になりますが、機器が電磁的妨害源とならず、電磁的な干渉を受けないように設計、製造されなければならないので、その両方を成り立たせる必要があるという意味になります。

上記の定義において、建設業では建設機械や電動工具等を中心とした機器が電磁的妨害源となっていないか、どの程度のレベルの妨害波を出しているのか評価を行うEMI(Electoro-magnetic Interference)の計測が重要となります。

(a) 3法電波暗室内の様子
(a) 3法電波暗室内の様子
 (b)ノイズ計測結果
(b)ノイズ計測結果
図1:3法電波暗室におけるノイズ計測の様子(東急建設技術研究所)
(a)920MHz band
(a)920MHz band
(b)2.4GHz band
(b)2.4GHz band
図2:超高層建物における電波強度シミュレーション
②EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)の実例

EMIには、電源線や通信線に重畳する伝導性エミッション、および空間に放射され電磁場として形成される放射性エミッションの両方があり、それぞれの評価が必要となります。

具体的な伝導性エミッションの例を説明しますと、商用電源を供給して使用する一般の電子機器であるLED照明やパソコンなどの機器などは、電源アダプタや機器内部で交流電圧を直流電圧に変換しており、直流への変換時のスイッチング動作により、100kHz~数百MHzの広帯域なノイズが発生することがあります。このようなノイズをスペクトラムアナライザやシグナルアナライザ等の高周波計測器を用いて計測します。

これがEMI計測の一つとなります。

尚、このような計測器の入力インピーダンス、および測定に用いるケーブルやコネクタの特性インピーダンスは50Ωであることが多く、ノイズが重畳している商用電源(AC100V)を直接計測器へ入力することはできません。そこで疑似電源回路網(LISN: Line Impedance Stabilization Network)と呼ばれる装置を用い、AC100Vと高周波ノイズを分離して、LISNの出力端子と計測器を接続することで高周波ノイズのみを観測できます。

このような高周波ノイズの観測データに基づき、必要に応じて高周波ノイズを抑制するためにフィルター部品等を用いてノイズ対策を行う必要があります。

③建設分野における、EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)

現在、建設業を含む多くの産業分野において、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展が加速しています。それを支える基盤技術となるのが無線通信技術であり、大容量通信に適した第5世代移動通信システム(5G)やWi-Fi 、センサネットワーク向けの省電力通信規格であるLPWA(Low-Power Wide-Area)等を活用する事で安定した通信環境を提供する事が重要となっています。

また建設現場では、構造物が日々変化していく上に常に重機や人の動きがあるため、無線環境の安定的な供給が厳しい環境であり、さらにノイズ影響の大きい特殊な機械を使用する場合もあり、例えばタワークレーンの巻き上げ時や溶接作業時に発生するノイズや、落雷によるサージから電気設備や計測機器等を保護する必要があります。竣工後の建物においても、オフィスビルや病院、微弱なセンシングデータを測定する実験室等、外来ノイズから機器を保護する必要があり、機器のノイズ特性の定量的な評価が必要となるケースがあります。(図1:3m法電波暗室におけるノイズ計測の様子)。

無線通信の利用においては、建物の中では壁や天井による遮蔽、周囲の反射によるマルチパスの影響により内部の電界分布が複雑となる上に、構造物の変化や重機や人の移動により発生するフェージング等の現象も併せて考慮する必要があります。安定した無線ネットワークを実現する上で各種要因を事前にシミュレーション予測することも必要です(図2:超高層建物における電波強度シミュレーション)。無線通信によるカメラ映像や各種センサによるIoTデータの効率的な収集はDXを推進してく上で急務であるものの、現場規模や通信データ量に合った最適な通信規格の選定や具体的な無線ネットワーク構築方法の確立は発展途上にあります。

そこで我々は建設現場における安定的な無線通信基盤の確立を実現し、無線ネットワークを利用したセンシングや屋内測位といった情報収集に役立てることを検討しており、日々現場の課題に取り組みつつ未来のDX時代へ向けて前進しています。

【(著)東急建設株式会社】

EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)掲載製品一覧

  • エミッション/イミュニティ 対策支援(北川工業株式会社)
    メーカ名:北川工業株式会社
    カテゴリ:EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)
    特徴:詳細については弊社HPにて問い合わせください。
    <https://www.techno-kitagawa.com/product/emc-solution>
  • エミッション 民生機器EMC試験(北川工業株式会社)
    メーカ名:北川工業株式会社
    カテゴリ:EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)
    特徴:詳細については弊社HPにて問い合わせください。
    <https://www.techno-kitagawa.com/product/emc-solution>
  • イミュニティ 民生機器EMC試験(北川工業株式会社)
    メーカ名:北川工業株式会社
    カテゴリ:EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)
    特徴:詳細については弊社HPにて問い合わせください。
    <https://www.techno-kitagawa.com/product/emc-solution>
  • エミッション 排ガス機器EMC試験(北川工業株式会社)
    メーカ名:北川工業株式会社
    カテゴリ:EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)
    特徴:詳細については弊社HPにて問い合わせください。
    <https://www.techno-kitagawa.com/product/emc-solution>
  • エミッション 車載機器EMC試験(北川工業株式会社)
    メーカ名:北川工業株式会社
    カテゴリ:EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)
    特徴:詳細については弊社HPにて問い合わせください。
    <https://www.techno-kitagawa.com/product/emc-solution>
  • イミュニティ 車載機器EMC試験(北川工業株式会社)
    メーカ名:北川工業株式会社
    カテゴリ:EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)
    特徴:詳細については弊社HPにて問い合わせください。
    <https://www.techno-kitagawa.com/product/emc-solution>
  • モーターシステム EV-Chamber(北川工業株式会社)
    メーカ名:北川工業株式会社
    カテゴリ:EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)
    特徴:詳細については弊社HPにて問い合わせください。
    <https://www.techno-kitagawa.com/product/emc-solution>
  • シールド評価 特殊試験(北川工業株式会社)
    メーカ名:北川工業株式会社
    カテゴリ:EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)
    特徴:詳細については弊社HPにて問い合わせください。
    <https://www.techno-kitagawa.com/product/emc-solution>
  • 測定 EMC測定(双信電機株式会社)
    メーカ名:双信電機株式会社
    カテゴリ:EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)
    特徴:
  • 現地テスト オンサイトテスト(双信電機株式会社)
    メーカ名:双信電機株式会社
    カテゴリ:EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)
    特徴:
  • 測定 EMC測定(株式会社東陽EMCエンジニアリング)
    メーカ名:株式会社東陽EMCエンジニアリング
    カテゴリ:EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)
    特徴:日本国内に10m法電波暗室を4基保有。

    車載EMC用暗室、RVC保有
  • 業務支援 認証代行(株式会社東陽EMCエンジニアリング)
    メーカ名:株式会社東陽EMCエンジニアリング
    カテゴリ:EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)
    特徴:【機能】

    ・台湾BSMI
    ・中国CCC
    ・韓国KC
    ・欧州CE マーク
  • 校正業務 認証校正(株式会社東陽EMCエンジニアリング)
    メーカ名:株式会社東陽EMCエンジニアリング
    カテゴリ:EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)
    特徴:標準機のトレーサビリティーをNPL( 英国)、NMI(豪州)、両国際標準に直接つなぐことで信頼性の高い不確か性を実現。
  • 測定、業務支援 EMCコンサルティング(株式会社東陽EMCエンジニアリング)
    メーカ名:株式会社東陽EMCエンジニアリング
    カテゴリ:EMC計測サービス(EMI計測サービス・EMS計測サービス)
    特徴:NARTE 資格技術者が電磁波に関するお問い合わせに対応します。

3.EMC計測サービス(EMI計測・EMS計測)の主なメーカー一覧

EMC計測サービス(EMI計測・EMS計測)の主要なメーカー一覧は下記の通りです。
CENDでは主要な電波吸収体のメーカーを掲載しております。

  • 双信電機株式会社
    (本社住所:東京都港区芝浦1-1-1  浜松町ビルディング14F 創業:1938年12月1日  社名英文表記:SOSHIN ELECTRIC CO.,LTD.)
  • 北川工業株式会社
    (本社住所:東京都千代田区西神田3-2-1  住友不動産千代田ファーストビル南館12F 創業:1963年6月12日  社名英文表記: KITAGAWA INDUSTRIES CO.,LTD.)
  • 株式会社トーキンEMC エンジニアリング
    (本社住所:神奈川県川崎市高津区子母口398番地  創業:1983年11月12日  社名英文表記: TOKIN EMC Engineering Co., Ltd.)

など

4.EMC計測サービス(EMI計測・EMS計測)の主な製品・シリーズ名称一覧

EMC計測サービス(EMI計測・EMS計測)の主な製品・シリーズ名称一覧として下記のようなものがあります。
CENDには主要な製品・シリーズが掲載されています。

  • 測定【EMC測定】 双信電機株式会社
  • 現地テスト【オンサイトテスト】 双信電機株式会社
  • 9kHz-40GHz【EMC試験・対策支援】 北川工業株式会社
  • 150kHz-2.5GHz【車載機器EMC試験】 北川工業株式会社
  • 80MHz-6GHz【放射イミュニティ試験】 北川工業株式会社
  • 9kHz-30MHz【磁界エミッション試験】 北川工業株式会社
  • 測定【EMC測定】 株式会社トーキンEMC エンジニアリング
  • 業務支援【認証代行】 株式会社トーキンEMC エンジニアリング
  • 校正業務【認証校正】 株式会社トーキンEMC エンジニアリング
  • 測定、業務支援【EMCコンサルティング】 株式会社トーキンEMC エンジニアリング

など

5.EMC計測サービス(EMI計測・EMS計測)の仕様の主な項目一覧

EMC計測サービス(EMI計測・EMS計測)の主な仕様項目(CENDでの検索項目)一覧は下記の通りです。
下記の検索項目を使用して目的のEMC計測サービス(EMI計測・EMS計測)を検索・一覧表示できます。

  • 仕様項目① メーカー名
  • 仕様項目② 取扱店
  • 仕様項目③ 型名/シリーズ

6.CENDでEMC計測サービス(EMI計測・EMS計測)の比較選定を行うメリット

CENDでEMC計測サービス(EMI計測・EMS計測)の比較選定を行うメリットを記載します。

CENDでは、取り扱っている製品カテゴリ毎に同一のフォーマットで掲載を行っています。
個別にカタログを取り寄せたり、個別にカタログをダウンロードする手間は非常に大きくなります。
また、各社ごとに項目の名称や掲載項目が異なるため、比較選定が非常に難しく、手間もかかります。
その点、CENDならば同一フォーマットで製品を掲載することで、比較選定が非常に容易になります。

また、仕様での絞り込み検索も可能なので、求めている製品を絞り込んで一覧表示させることで、目的の製品をスムーズに探すことが可能となっています。
さらに、EMC専門のWEBサイトであるCENDは、各製品の基本的な情報や使い方、効果などの基礎技術記事も掲載しており、予備知識としてご活用頂けます。

CENDよりEMC計測サービス(EMI計測・EMS計測)のお問い合わせと頂くことで、ノイズ対策・EMC対策の専門月刊誌「月刊EMC」(3200円相当)も無料で贈呈させて頂きます。
また、CENDへEMC計測サービス(EMI計測・EMS計測)の情報掲載をご検討の企業様はお問合せフォームよりご連絡下さい。

製品カテゴリー一覧