世界最高出力250Jの産業用パルスレーザー装置を開発 ~レーザー加工の効率向上により、医療・エネルギーなどの応用開拓に期待~(NEDO/浜松ホトニクス㈱)
2021.06.29更新
NEDOが進める「高輝度・高効率次世代レーザー技術開発」プロジェクトにおいて、浜松ホトニクス(株)はパルスエネルギーをLD励起では世界最高出力の250ジュールとした産業用パルスレーザー装置を開発しました。レーザー媒質に光エネルギーを蓄える能力の向上や、ビームの高品質化などにより、従来産業用パルスレーザー装置と比べ同程度のサイズながら2倍以上のエネルギー増幅能力を実現しました。
本装置による加工データを取得・集約することで、データベースの構築やAIを用いた加工条件の最適化が可能になり、レーザー加工の効率化だけでなく、医療・エネルギー分野などでの応用開拓も期待されます。
6月30日(水)~7月2日(金)まで「OPIE’21」のNEDOブース内で本成果を公表し、併せてレーザー加工サンプルの展示なども行う予定です。
<リンク>
最新のEMC関連規格動向は『月刊EMC』にて随時掲載しています。
Copyright(C) Kagakujyoho shuppan Co., Ltd. All rights reserved.
※記事の無断転用を禁じます。