大規模AIクラウド計算システム「ABCI 2.0」がスパコン性能ランキングでランクアップ- 産官学共同によるAI研究開発、実証、社会実装を加速 -(AIST)

2021.07.02更新
大規模AIクラウド計算システム「ABCI



◆ポイント◆
・2021年5月10日に「ABCI 2.0」の一般提供をスタート
・ABCI 2.0がスパコン性能ランキングで世界12位(従来は14位)、国内2位を獲得
・先進的なAI研究開発・応用実証や国内の大規模データ保有企業によるABCIの活用を加速


◆今後の予定◆
産総研は、今回優れた計算能力や省電力性が認められたABCI 2.0を用いて、産学官や多様な事業者による利用の促進と高い計算能力を生かした人工知能技術の研究開発・実証を加速し、社会実装を推進します。産総研では、容易に構築できる人工知能技術の開発を目指して、汎用性の高い大規模な機械学習モデルの構築とその利用技術の開発を進めており、ABCI 2.0はこうした技術開発にも生かしていきます。また、ビッグデータ活用のためのシステム連携技術や大規模データ解析技術の研究開発を行うとともに、運用から課題を洗い出し、次世代ABCI構築技術をはじめとするデジタルアーキテクチャのコア技術の高度化を図ります。

<リンク>

  • ABCI計算資源(ABCI 2.0の計算資源の一覧は以下で公表されています。)

最新のEMC関連規格動向は『月刊EMC』にて随時掲載しています。


Copyright(C) Kagakujyoho shuppan Co., Ltd. All rights reserved.
※記事の無断転用を禁じます。