日本産業規格(JIS)を制定・改正しました(2022年2月分)(経済産業省)
JISは、鉱工業品、データ、サービスの品質、性能や試験方法などを定めた国家規格であり、社会的環境の変化に対応して、制定・改正しています。また、社会的に関心の高い重要な制定や改正を月に1回紹介しています。
今回のJISの制定・改正内容
今回は、13件の制定及び43件の改正を行いました。また、中でも、以下の制定は特に重要です。 なお、制定及び改正したJISのうち、認定産業標準作成機関である一般財団法人日本規格協会から申し出されたものは制定2件、改正11件となります(資料1)。
有機EL照明は、薄くて軽量という特長を備えていることに加えて、自然な発光を示す面発光であることから目にやさしく、また、発光スペクトルに紫外線を含まないことから肌に与える影響が小さい照明です。このような特性から、近年、利用されるシーンが増えており、今後の市場拡大が見込まれています。
今般、こうした有機EL照明の市場での普及拡大とその際の安全性を確保するためJISを制定しました。このJIS制定により、安全な有機EL照明の普及が促進され、照明の市場拡大とともに、将来にわたる大幅な省エネルギー効果が期待されます(資料2)。

図 有機EL照明
JIS(日本産業規格)とは
- 日本産業標準調査会ホームページ
- 経産省ホームページ標準化・認証
JIS(Japanese Industrial Standards)は、製品、データ、サービスなどの種類や品質、それらを確認する試験方法又は評価方法や、要求される規格値などを定めており、例えば、生産者、サービスの提供者、使用者・消費者などが安心して品質が良い製品を入手したり、サービスの提供を受けたりすることができるために用いられています。
経済産業省では、技術の進歩や、社会的環境の変化等、必要に応じて、JISを制定・改正しています。 JISについて、詳しくは、下記のサイトを御覧ください。
過去のニュースリリース
日本産業規格(JIS)制定・改正関連のリリースはこちらを御覧ください。
各規格のお問合せ先について
公示された各規格の詳細について、お問合せされる場合は、資料1に記載された担当課(1.①については国際電気標準課)に極力メールにてお問合せください。その際は、御氏名、御所属(企業等からのお問合せの場合)、御連絡先を明記していただくようお願いします。
関連資料
(資料1)2022年2月21日公示JISリスト(PDF形式:192KB)
(資料2)一般照明用有機EL(OLED)光源の安全仕様に関するJIS制定に関するJIS制定(PDF形式:186KB)
関連リンク
担当
- 本発表資料のお問合せ先
- 規格のお問合せ先
産業技術環境局 基準認証広報室長 齋藤
担当者:菅、堀坂、髙野
電話:03-3501-1511(内線3421~2)
03-3501-9245(直通)
03-3501-7851(FAX)
E-MAIL:MLLWA@meti.go.jp
産業技術環境局 国際標準課
電話:03-3501-1511(内線3423~3427)
03-3501-9283(直通)
03-3501-8625(FAX)
E-MAIL:s-kijun-ISO@meti.go.jp
産業技術環境局 国際電気標準課長 柳澤
担当者:森田、後藤、木村
電話:03-3501-1511(内線3428~3429)
03-3501-9287(直通)
03-3501-8631(FAX)
E-MAIL:s-iec@meti.go.jp
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