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EMC入門講座
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EMC基礎・その他
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EMC用語集
あ
- A2LA
- 米国試験所認定協会。ISO/IEC 17075等を満たす校正機関を認定する米国の試験所認定機関
- ABS
- 急ブレーキあるいは低摩擦でのブレーキ操作での、車輪のロックによる滑走発生を低減する装置。
- AMN
- 擬似電源回路網。
- EFT
- 想定されるノイズ電圧を電源線、及び信号線に印加して、商品が影響を受けないかを確認する試験方法。
- EMC
- 電磁環境両立性の略。不要電磁波により、機器やシステムが誤動作しない環境。
- EMI(エミッション)
- 電磁妨害波によって引き起こされる、機器・装置
またシステムの性能劣化
- EMS(イミュニティ)
- 電磁感受性。
- EN
- ヨーロッパ連合地域における統一規格として制定される規格の総称。
- EOS
- 絶対最大定格を超える電圧や電流が半導体デバイスにかかることにより、破壊に至るモード。
- ESD
- 静電気放電。
- ESL
- 抵抗器やコンデンサが持つ寄生インダクタンス。
寄生インダクタンスとは、物理的な構造による設計者が意図しないコイル成分。
- ESR
- コンデンサ、コイル、抵抗の直列等価回路モデルで表現できる、抵抗のことをESRという。
- ETSI
- 欧州電気通信標準化機構。
- EUT
- 試験状態にさらされる機器
- EV
- 電気自動車の略
- FCC
- アメリカの連邦通信委員会。電報・電話・放送などの事業の許認可権を持つ独立行政機関。
- HV
- ハイブリッド車の略
- ICT
- 情報処理や通信に関する技術、産業、設備、サービス等の総称。
- IEC
- 国際電気標準会議。電気工学、電子工学、および関連した技術を扱う国際的な標準団体。
- iNARTE
- EMCの技術、スキルを認定するグローバルな技術資格。
- INV
- インバータの略。半導体を使った電力変換装置。
- IoT
- モノがインターネットに接続され、情報交換で制御する仕組み。
- ISO
- 国際標準化機構。国際規格を定めている。
- ITU
- 国際電気通信連合。
- LNB
- 受信信号コンバーター。放送衛星から送信される微弱な電波を増幅し、信号を変換する装置。
- LVF
- 低電圧ロジック回路の電源電流帰還経路
- MIL-STD
- 米軍が調達する規格の中で耐環境性試験の規格のこと。
- NATA
- 処理対象となる情報以外の不要な情報
- NVLAP
- 米国公認機関による試験所認定プログラム
- RF
- 高周波
- RFI
- RF源からの望ましくないノイズ
- RFID
- ID情報を埋め込んだRFタグから、電磁界や電波などを用いた近距離の無線通信の情報をやり取りするもの。
- RoHS
- 電気電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限に関する欧州議会及び理事会指令
- SMD
- プリント基板実装した電子部品。
- SPD
- 避雷器。
- ACサーボ
- モータに回転検出器を搭載して、ロータの位置と速度を検出することにより、高分解能、高応答な位置きめ運転ができる。
- EMC依頼試験(測定)
- 企業からの依頼によりEMCの試験を有料で行う。
- EMC自主試験(測定)
- 試験を実施する際に客自身で試験器を作製するEMC試験。
- EMCシミュレーション
- 設計段階で電磁波に関する動きを予測すること。
ソフトウエアなどを使い行う。
- EMI除去フィルタ
- 電子機器の電磁ノイズ対策を行う電子部品。
- EMC設計
- シールド、バイパス、反射、吸収に関して電磁波設計を行うこと。
- EMC対策
- 機器から発生する電磁波を抑えること、また機器に影響する電磁波の影響を防ぐ対策。
- EMC立合い試験(測定)
- お客様に試験所まで着たもらい、立合いのもと行うEMC試験サービス。
- MIL規格
- 米軍が調達する物質の規格/評価ガイドラインのこと。
- Sマーク
- 電気用品安全法を遵守し、第三者認証機関によって製品・試験・品質管理の調査が行われた製品に表示されるマーク
- アース
- 電路を地面につなぐこと。電気機械から電気を大地に逃がす安全装置。
- アナライザ
- 試料あるいは入力された信号、データを分析、解析するためにの装置あるいはソフトウエア。
- アブソーバ
- 振動する機械構造や建築物の振動を減衰する装置。
- インダクタ
- 電気エネルギーを磁気の形で蓄えられる受動電子部品。
- インバータ
- 半導体を使った電力変換装置。
- インパルス
- 容量性負荷、モーター、温度依存性の負荷などの回路の接続または遮断時に流れる、衝撃的なパルスと似た電流。
- インパルスノイズ
- 雷や蛍光灯の点滅、自動車エンジンのプラグ、電動機の始動などによって発生する瞬間的な雑音
- ウェアラブル機器
- 身につけて持ち運べるコンピュータ。
- オープンサイト
- EMC計測用の実験室。
か
- ガスケット
- 固定用シール材。
- 過渡現象
- インダクタンスやキャパシタンスを接続して、スイッチを入れた瞬間や切った瞬間に電流や電圧が不安定になる状態のこと。
- GND
- 接地のこと。地球の電位を0としている。
- クランプ
- ねじなどでものを締め付けて固定する工具
- 計測器
- 何らかの数値のデータなどを計測する装置や機械
- 校正
- 計測器のくるい精度を標準器に照らして直すこと。
- 高調波
- 周波数成分を持つ波動に対して、その整数倍の高次の周波数成分のこと。
- コモンモード
- ケーブルの中に複数の配線があり、共通のノイズが誘導され、伝導すること。
- コンデンサ
- 電化を蓄えたり放出する受動素子
さ
- CBTL
- 太陽電池モジュールに関する日本の試験所。
- CDN
- 世界中に張り巡らされたサーバを通して、コンテンツにアクセスしようとする、エンドユーザに最も近いサーバから効率的に配信する仕組み
- CENELEC
- 欧州電気標準化委員会
- CISPR
- 国際無線障害特別委員会。
- CPS
- 実世界のデータをネットワークで収集しサイバー空間で、大規模処理技術を駆使し、分析した情報によって社会問題の解決を図っていくもの。
- GND
- 接地のこと。地球の電位を0としている。
- JAB
- ISOのマネジメント認証機関。
- JASO
- 日本自動車技術会規格。
- JET
- 一般財団法人 電気安全環境研究所
- JIS
- 日本工業規格。
- CEマーク
- EU加盟国の基準を満たしている場合に付けることができる基準適合マーク
- サージ
- 電気回路などに瞬間的に定常電流を超えて発生する大電流のこと。
- サージアブソーバ
- 雷、静電気放電、スイッチング等によって発生する過大電圧から機器や設備を保護する素子
- 磁気シールド材
- 外部磁界に敏感に反応しその磁界を容易に解消できる材料のこと。
- シールドボックス
- 電磁波を遮蔽する箱のこと。
- シールドルーム
- 電磁波を遮蔽した部屋。
- 試験サイト
- 国内で一般に有料でされている機器からの漏洩電磁波を測定する場所
- スマートグリッド
- 電力の流れを供給・需要から制御して、最適化できる送電網。
- スマートシティ
- インフラを管理し、環境に配慮した、生活の質を高めた、継続的な経済発展を目指した都市。
- スマートハウス
- 家電や設備を情報化配線で接続して、生活者のニーズに応じたサービスを行う家
- 測定器
- 測定を行う機器。EMCに関しては、アンテナ、近磁界プローブ、擬似回路網、カレントプローブ、電磁界モニタ、ガウスメータ、クランプノイズテスタ、レシーバ、電界強度計などが
た
- DAkkS
- ドイツ認定評議会。EUでのエミッション・イミュニティ試験レポートの発行を行っている。
- DIN
- ドイツ規格協会により発行されている工業規格。
- WPT
- 無線電力伝送研究専門委員会
- TEMセル
- 内部に電界を発生させるセル
- ダイポールアンテナ
- ケーブルの先に2本の直線状の導線を左右対称につけたアンテナ。
- チップビーズ
- ノイズを効果的に吸収するリード線を通ったビーズのこと。
- ディップ
- 電源電圧の一時的な低下
- ディファレンシャルモード
- 対になるラインに逆向きに流れる信号もしくはノイズ。
- 電圧サージ
- 電気回路などに瞬間的に定常電流を超えて発生する大波電流のこと。
- 電圧ディップ
- 電圧の低下や停電によって、機器類に悪影響が及ばないか試験する方法。
- 電圧フリッカ
- 短時間における系統電圧の細かな変動であり、目に見えるチラツキ感を指して言う。
- 電気用品安全法
- 電気用品の安全確保を定めた日本の法律。
通称:電安法
- 電源高調波
- 電源ラインに流れる、周期的に波動の整数倍の周波数のこと。
- 電磁界解析
- マクスウエルの方程式の偏微分方程式を解析的に計算すること。
- 電磁界プローブ
- 電界と磁界を高精度に測定できる針
- 電磁波吸収体
- 電磁波を吸収し反射波を減らす物質。
- 電磁波シールド材
- 電磁波を遮蔽する材料のこと。
- 伝導エミッション
- 伝染を伝わってきたノイズをはかる方法。
- 電波暗室
- 外部からの電磁波の影響を受けず、内部に電磁波を漏らさず、内部の電磁波が反射しないようにしているシールド部屋
- 電波吸収体
- 電波を吸収し反射波を減らす物質
- 電波障害
- 外部からの電波の影響で、電子機器などが誤動作する現象。
- 導電体
- 電気を通しやすい材料。
- トランジェント
- 急に電圧を加えたり、取り去った時に一定の状態から変化して、再び一定の状態に戻るまでの一時的な現象のこと。
- トランス
- 変圧器。電圧を自由に下げたり上げたりして、効率的に電気を送れる。
- トロイダル
- コアをドーナツ状にしたコイル。漏れ電流が少ない。
な
- NATA
- 処理対象となる情報以外の不要な情報
- ノイズ
- 処理対象となる情報以外の不要な情報
- ノイズシミュレータ
- 立ち上がりの早い高周波ノイズを再現するEMC試験器
- ノイズ対策部品
- 小型で効率よくノイズを除去できるフィルタ
- ノイズフィルタ
- ノイズを取り除くための電気回路や装置
- ノイズ抑制シート
- 磁性材料と樹脂からなる電磁シールド材。
広帯域な周波数にわたり、機器からの放射ノイズを抑制する。
- ノーマルモード
- ノイズが信号源に対して直列に加わり、信号ラインを通して負荷に伝達されるノイズ
は
- BCI
- ラジオ受信障害
- BSMI
- 台湾管轄化にある標準試験局
- PHV
- 燃料電池自動車の略
- VCCI
- テレビやラジオの電波障害を防ぐ目的に、国内外の会員から構成される協会。
- VDE
- ドイツ国家電気安全規格。
- VLAC
- 電磁環境試験所認定センター
- VSWR
- 電圧の波の最大と最小の比率
- PSEマーク
- 電気用品安全法を遵守し製造された製品に表示されるマーク
- バラン
- 平衡と不平衡の状態にある電気信号を変換するための素子。
- パワーアンプ
- 音量を増幅する機器
- パワーエレクトロニクス
- 電力用半導体素子を用いた電力変換に関する技術を扱う工学分野。
- フェライトコア
- ノイズ低減効果を持つ実装部品
- フリッカ
- 蛍光管やブラウン管の細かいちらつき
- フリッカノイズ
- 高周波ほど小さくなるノイズのこと。
- ホイップアンテナ
- どの角度でも電波を送受信できるアンテナ
- 放射エミッション
- 機器から放出される不要な電磁波
- ボディエリアネットワーク
- 人体とその周辺数メートルの範囲内のデータをやり取りするワイヤレスネットワーク
- ホーンアンテナ
- 導波管を用いて伝送するマイクロ波以上の周波数に用いられる電磁ラッパ
ま
- MIL規格
- 米軍が調達する物質の規格/評価ガイドラインのこと。
- メタライズドポリプロピレンフィルム
- 低損失・小型・大電流品。インバータなどの大電流回路・高周波に最適なコンデンサ
- モノポールアンテナ
- ダイポールアンテナの片方の電線をグラウンド面としたアンテナ。
や
- UL規格
- アメリカ保険業者安全試験所が策定する製品安全規格。
- 誘電体
- 母体の構造や性質を変えないで改変がなされた化合物
- 誘導障害
- 送電線を流れる電流の電磁誘導、静電誘導によって、他の送電線・通信回路へ電流が流れ障害を起こす現象
ら
- RoHS
- 電気電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限に関する欧州議会及び理事会指令
- リアクトル
- インダクタを利用した素子
- リード
- 回路上部品や電源を接続する電線。
- ループアンテナ
- 導線を環状のコイルにしたアンテナ。
- 漏えい電磁波
- 電子機器内部において生じた電磁波が漏えいしたもの。シールド材などで漏えいを防ぎきれなかった電磁波。
わ
- Wi-Fi
- パソコン、スマホ、テレビなどを無線でLAN接続する技術
- ワイヤレス給電
- 電力を無線で供給すること。
- ワイヤレス電力伝送
- 金属接点やコネクタを使わず、電力を伝送する技術。
