1.熱伝導とは
熱伝導とは物体の内部の高温部分(熱い側)から低温部分(冷たい側)へ熱が伝わる現象のことをいいます。
2.熱伝導でのフーリエの法則
固体、液体、気体の中で、これらを構成する分子・原子などの運動がエネルギーを伝える現象を熱伝導といいます。いま、図1の円柱状の固体を考えましょう。その一端を加熱すると、加熱部分の温度は上昇し、その近くの温度も上昇します。これは、加熱部に与えられた熱エネルギーが固体内を伝わるためです。いま、円柱のある断面について考えましょう。この断面を単位時間当たりに通過する熱量dQ[W]は、温度勾配dT/dx[K/m]と次のような関係があります。


ここで、dT/dxの前の負号は、熱の流れる方向を軸の正の方向とするとき、x軸の正の方向に温度が降下するためにつけられました。式 (1)において、λは物質特有の常数であり、これをその物質の熱伝導率といいます。式 (1)をフーリエの法則といいます。本書ではSI単位を用いているので、単位時間当たりの熱量はワット(W)で表します。
いま、式 (1)で、面積がAのまま長さ(L)方向に変化しない棒では、伝熱量Qは(数式2)と書けます。表1には主な物質の熱伝導率を示します。また空気は極めて熱伝導率がひくいので、断熱材として利用できます。ダイヤモンドは2300の値を示します。

ノイズ対策部品・EMC対策部品一覧熱解析(熱シミュレーションソフト)のCEND掲載製品
熱解析(熱シミュレーションソフト)の製品一覧ページです。
熱解析(熱シミュレーションソフト)をお探しの方は、下記の一覧よりご選定ください。
各製品の見積もり・問合せも各製品ページより行って頂けます。
尚、サービスと致しまして各EMC関連製品の見積もり・お問合せを行って頂くことで月刊EMCを無料購読できます。
<ノイズ対策部品・EMC対策部品 検索ページ>
EMC関連製品検索ページはこちらになります。
<『熱解析(熱シミュレーションソフト)』の項目一覧>
『熱解析(熱シミュレーションソフト)』に関して下記の項目で比較検討が可能です。
メーカ名/取扱店名/型名/シリーズ/流量感度/風向感度/位置感度/熱伝導率感度
CENDではノイズ対策部品・EMC対策部品を含めた各EMC関連製品毎の仕様フォーマットを統一することにより、比較・選定を簡単に行うことができます。
「メーカー名」はもちろん、「取扱い企業」や「型名」、「シリーズ」、「用途」、「サイズ」、「適応規格」、「種別」、などの細かい製品仕様情報を掲載しています。
また、見積もりや問い合わせなどもCENDからダイレクトに行えますので、個別に各企業HPを訪問し個別に見積もりを取る手間も省くことが可能です。
尚、CENDの掲載製品情報は日々更新されておりますので定期的な閲覧を推奨致します。
ノイズ対策部品・EMC対策部品の検索・選定はぜひCENDをご利用下さい。
<EMC関連製品に関してユーザー様へCENDが提供する主なサービス>
- 各EMC製品をカテゴリ毎(製品種別毎)に検索可能なデータベースのご提供
- 各EMC製品の詳細な仕様を統一フォーマットでご提供
- 各EMC製品の見積もりをCENDから依頼可能
- 各EMC製品に関する問い合わせを送信可能
- EMC製品に関わる規格情報のご提供
- EMCに関しての質問を知恵袋で解決可能
※製品掲載をご希望の企業様はこちらよりご連絡下さい。