SPD(雷対策機器) 比較検索・メーカー一覧

1.SPD(雷対策機器)比較検索・メーカー一覧で最適な製品検索を

本ページはSPD(雷対策機器)の比較検索・メーカー一覧ページです。CENDに掲載されている各メーカーのSPD(雷対策機器)の「製品画像/製品名(シリーズ名・通称・型名・型式など)/製品の特長/メーカー名」の検索結果を一覧表示しています。各SPD(雷対策機器)の製品をクリック頂ければ、製品仕様やメーカー情報などの詳細を表示するページをご覧頂くことが可能です。詳細ページでは、各メーカーへの見積り依頼やお問い合わせも可能となっており、CENDから見積り・お問い合わせ頂くと月刊EMCをもれなくプレゼントさせて頂きます。

SPD(雷対策機器)の製品仕様やメーカーなどでさらに絞り込み検索・一覧表示をしたい場合は下記の『ノイズ対策部品・EMC対策部品検索・一覧ページ』より製品検索をお願いします。また、「SPD(雷対策機器)とは何か」を知りたい場合は下記の『SPD(雷対策機器)とは』をご覧下さい。

2.SPD(サージプロテクトデバイス)の基本

SPDはサージプロテクトデバイス(Surge protective device)の略になります。
雷害対策の製品で、電源線や通信線の保護を目的としています。
SPDを通じてアースに雷を流すことで安全にデバイスを保護可能になっています。

2-1.SPDの概要

建物自体や建物の近くに落雷すると、建物に直接被害がなくても屋内に設置している機器や設備が破壊されることがあります。これは、近傍の落雷により発生した誘導雷が雷サージとなり、電源線や通信線を通って建物内部へ侵入してくることが原因です。
たとえ避雷針を接地している建物でも安全でないのは、雷サージが侵入してくる可能性があるからです。この雷サージから機器を保護する手法として最も一般的な方法は、SPD(サージ防護デバイス)を取り付けることです。

SPDを雷サージが侵入する電源線や通信線と接地との間に適切に取り付けることで、雷サージがSPDを経由してアースなどに流れ、安全に地中へ放出されます。これにより、電源線や通信線が繋がっている状態でも通信機器を安全に守ることができるのです。
このSPDですが、従来は避雷器、アレスタ、保安器など様々な名称で呼ばれておりましたが、2004年にJIS C 5381-1(低圧サージ防護デバイスの所要性能及び試験方法)が制定されたことで、認知が進み、その後のJIS C 5381規格群(低圧サージ防護デバイス)の整備、公共建築工事標準仕様書への記載などを経て、世の中に広く認知されるようになりました。現在、SPDは、ミッションクリティカルな社会インフラである電力、鉄道、通信基地局以外にも、公共設備、工場、オフィスビル、一般家庭など、幅広い設備で使われています。

ちなみに最新のJISでは「SPD」と「避雷器」について高圧系統に使用されるものは「高圧避雷器(Surge arrester)」、低圧系統に使用されるものを「SPD(サージ防護デバイス)」と区別されております。

2-2.SPDの種類

最後にSPDの種類について紹介します。保護対象機器や回線系統ごとに専用のSPDがラインアップされています。
主なものでは、電源設備や通信機器の交流系統を保護する「電源用SPD(低圧用SPD)」、電話やLAN通信機器などの信号・通信系統を保護する「通信用SPD」、ほかにも太陽光発電システムで多く使用されている「PV直流用SPD」などがあります。
最新のSPDのトレンドとして、まずは電源用SPDの安全性の向上があります。最新JIS(JIS C 5381-11)に対応したSPDではSPD分離器が内蔵されており、万が一のSPDの短絡故障時に生じる焼損事故を安全に防げるようになりました。また、劣化・故障表示機構や警報接点端子付きなどの機能もスタンダートとなっております。通信用SPDでは監視カメラの需要の高まりを受け、ネットワーク回線(LAN)用SPDの需要が高まっております。
高速ネットワークに対応するカテゴリー6やLANケーブルで電力供給とデータ通信を行えるPoEに対応するSPDの需要が高まっています。その他、SPDの状態をクラウドで監視・管理するサービスも進んできております。
このようにSPDは単体としての性能や機能向上はもちろん、周辺機器との連携も充実するなど絶えず進化を続けております。

【(著)株式会社 昭電】
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SPD(雷対策機器)掲載製品一覧

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3.SPD(サージプロテクトデバイス)の主なメーカー一覧

4.SPD(サージプロテクトデバイス)の主な製品・シリーズ名称一覧

5.SPD(サージプロテクトデバイス)の仕様の主な項目一覧

SPDの主な仕様項目(CENDでの検索項目)一覧は下記の通りです。
下記の検索項目を使用して目的のSPDを検索・一覧表示できます。

  • 仕様項目① メーカー名
  • 仕様項目② 取扱店
  • 仕様項目③ 型名/シリーズ

6.CENDでSPD(サージプロテクトデバイス)の比較選定を行うメリット

CENDでSPD(サージプロテクトデバイス)の比較選定を行うメリットを記載します。

CENDでは、取り扱っている製品カテゴリ毎に同一のフォーマットで掲載を行っています。
個別にカタログを取り寄せたり、個別にカタログをダウンロードする手間は非常に大きくなります。
また、各社ごとに項目の名称や掲載項目が異なるため、比較選定が非常に難しく、手間もかかります。
その点、CENDならば同一フォーマットで製品を掲載することで、比較選定が非常に容易になります。

また、仕様での絞り込み検索も可能なので、求めている製品を絞り込んで一覧表示させることで、目的の製品をスムーズに探すことが可能となっています。
さらに、EMC専門のWEBサイトであるCENDは、各製品の基本的な情報や使い方、効果などの基礎技術記事も掲載しており、予備知識としてご活用頂けます。

CENDよりSPD(サージプロテクトデバイス)のお問い合わせと頂くことで、ノイズ対策・EMC対策の専門月刊誌「月刊EMC」(3200円相当)も無料で贈呈させて頂きます。
また、CENDへSPD(サージプロテクトデバイス)の情報掲載をご検討の企業様はお問合せフォームよりご連絡下さい。

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