電波暗箱 比較検索・メーカー一覧

１．電波暗箱比較検索・メーカー一覧で最適な製品検索を

本ページは電波暗箱の比較検索・メーカー一覧ページです。CENDに掲載されている各メーカーの電波暗箱の「製品画像／製品名（シリーズ名・通称・型名・型式など）／製品の特長／メーカー名」の検索結果を一覧表示しています。各電波暗箱の製品をクリック頂ければ、製品仕様やメーカー情報などの詳細を表示するページをご覧頂くことが可能です。詳細ページでは、各メーカーへの見積り依頼やお問い合わせも可能となっており、CENDから見積り・お問い合わせ頂くと月刊EMCをもれなくプレゼントさせて頂きます。

電波暗箱の製品仕様やメーカーなどでさらに絞り込み検索・一覧表示をしたい場合は下記の『ノイズ対策部品・EMC対策部品検索・一覧ページ』より製品検索をお願いします。また、「電波暗箱とは何か」を知りたい場合は下記の『電波暗箱とは』をご覧下さい。

２．電波暗箱とは？

被測定機器を照射するために、水平と垂直偏波の広帯域アンテナやマイクロ波、ミリ波アンテナを壁に据え付けた例

被測定機器を照射するために天井に水平と垂直偏波のアンテナを据え付けた例、床面に被測定機器の位置出し用のジグがあります。

電波暗箱とは、電波吸収体を内面に敷設した電波機器の試験をするための箱です。
一般的には、外部に電波が漏れないように、また外部から電波が侵入するのを防ぐ機能を持つシールドボックスの内面に電波吸収体を敷設して電波暗箱として用います。

電波吸収体自身にも、透過減衰と言って、電波の透過を抑制して外部に電波が漏れないように、また外部から電波が侵入するのを防ぐ機能を持ちますが金属の壁を持つシ－ルドボックスに比べると、この働きは劣ります。電波吸収体では大きな透過減衰が得にくいので、電波暗箱はほとんどシールドボックスとの組み合わせで作られます。

電波吸収体を敷設する目的は、以下の通りです。

２-１．被測定機器のアンテナから放射された電波が再び放射したアンテナに戻って受信されるのを避ける。

一般にアンテナやこれに接続されている高周波電力増幅器は、放射された電波の強さと、再び受信される電波の強さの比であるリタ－ンロスが-6ｄＢ（ＳＷＲ＝３）以下でないと正常な動作をしません。

密閉されたシ－ルドボックスの内壁に張られた吸収体の吸収性能（反射係数）の値がほぼ前述のリタ－ンロスになります。

２-２．比較的大きな電波暗箱を用いて送・受信装置の間の電波の伝達の様子を見る場合に、これらが周りに何もない空間（自由空間）に置かれた場合を電波暗箱内で再現する。

シ－ルドボックス内では自由空間に置かれた場合と異なって送信装置と受信装置を直接結ぶ伝搬経路のほかに壁面での反射によっても伝搬経路が発生します。これを低減させるために電波吸収体を壁面に敷設します。直接に伝わる電波の強さに比べて壁面での反射によって到来する電波の強さをどれだけ低減するする必要があるかで、貼り付けられる電波体の吸収性能が決まります。一般に上記の1の場合よりも大きな吸収性能が要求されます。

尚、自動車に搭載される機器には厳しい温湿度試験を通過することが課されます。衝突防止レ－ダ－装置は、この試験を実施するために恒温槽の中には収容しますが、レーダ－装置が正常に動作するように恒温槽の内壁には温湿度試験の環境に耐えられる電波吸収体が取り付けられたものがあり、こういった特殊な電波暗箱と存在します。

３．電波暗箱の主なメーカー一覧

電波暗箱の主要なメーカー一覧は下記の通りです。
CENDでは主要な電波暗箱のメーカーを掲載しております。

• マイクロニクス株式会社
  （本社住所：八王子市小比企町2987-2　　創業：1985年12月1日　　社名英文表記：MICRONIX Corp.）

など

４．電波暗箱の主な製品・シリーズ名称一覧

電波暗箱の主な製品・シリーズ名称一覧として下記のようなものがあります。
CENDには主要な製品・シリーズが掲載されています。

• 電波暗箱【MY5410】　マイクロニクス株式会社
• 電波暗箱【MY5310S】　マイクロニクス株式会社
• 電波暗箱【MY5310】　マイクロニクス株式会社
• 電波暗箱【MY5305】　マイクロニクス株式会社

など

５．電波暗箱の仕様の主な項目一覧

電波暗箱の主な仕様項目（CENDでの検索項目）一覧は下記の通りです。
下記の検索項目を使用して目的の電波暗箱を検索・一覧表示できます。

• 仕様項目①　メーカー名
• 仕様項目②　取扱店
• 仕様項目③　型名/シリーズ

６．CENDで電波暗箱の比較選定を行うメリット

CENDで電波暗箱の比較選定を行うメリットを記載します。

CENDでは、取り扱っている製品カテゴリ毎に同一のフォーマットで掲載を行っています。
個別にカタログを取り寄せたり、個別にカタログをダウンロードする手間は非常に大きくなります。
また、各社ごとに項目の名称や掲載項目が異なるため、比較選定が非常に難しく、手間もかかります。
その点、CENDならば同一フォーマットで製品を掲載することで、比較選定が非常に容易になります。

また、仕様での絞り込み検索も可能なので、求めている製品を絞り込んで一覧表示させることで、目的の製品をスムーズに探すことが可能となっています。
さらに、EMC専門のWEBサイトであるCENDは、各製品の基本的な情報や使い方、効果などの基礎技術記事も掲載しており、予備知識としてご活用頂けます。

CENDより電波暗箱のお問い合わせと頂くことで、ノイズ対策・EMC対策の専門月刊誌「月刊EMC」（3200円相当）も無料で贈呈させて頂きます。
また、CENDへ電波暗箱の情報掲載をご検討の企業様はお問合せフォームよりご連絡下さい。