ノイズ対策のもう少しに、種類豊富な導電性ガスケット(日本ジッパーチュービング株式会社)

2020.2.25 更新
ノイズ対策のもう少しに、種類豊富な導電性ガスケット(日本ジッパーチュービング株式会社)

【日本ジッパーチュービング株式会社
シールドフォーム異型】

金属筐体を組立てた際に、板金が歪んでいて少しの隙間が空いてしまった。その様な経験はありませんか?
その少しの隙間を放置すると、高周波のノイズにとっては格好の出入り口となってしまいます。

一般的に、筐体の組付けはネジを使って行いますが、ノイズの出入り口をふさぐ為に、周波数と環境にもよりますが、波長の1/20の間隔でのネジ止めが望ましいとされています。
筐体の中にノイズを出すものが少ないから、といって隙間対策を怠ると、外部からの高周波ノイズが筐体内に侵入してしまい製品そのものが動かなくなる、誤作動をしてしまうといった可能性が考えられます。
様々な問題がある中、限られたスペースで、コストと性能両立させるのは大変難しいことです。

その様な隙間の悩みに対して、弊社では導電性のガスケットというものを取り扱っております。
基本的な構造はポリウレタンフォームを導電布で包んだ構造になっており、用途によって製品の長さ、厚み、両面テープの有り無し等をお選び頂けます。
形状もいくつか種類があり、L型、P型、D型といった異形品や、クリップと一体になったクリップガスケット筐体にはめ込む形で取り付けやすい矢じりガスケット、厚みを抑えたフィルムガスケット等様々な種類を用意しております。
また高熱の環境で使用したい場合には、アルミニウム箔+PETフィルムを用いた耐熱製品もご用意しております。

基本的には筐体の嵌合部にガスケットを挿入し、押しつぶす形で使用されることが多いですが、コネクタ付近にガスケットを設置し隙間を埋めノイズの混入を防ぐ、基盤のグランド強化のために、ガスケットを用いて筐体と導通をとる、といったようにグランディング対策としてもご使用いただけます。

高性能化に伴い、対策すべき問題が多々ある中で、筐体の隙間の問題やノイズにお困りの方はぜひ弊社製品をご検討ください。

日本ジッパーチュービング株式会社:https://www.ztj.co.jp